筆者は子どもたちが小学生になった今よりも、乳幼児期の方が災害に対する不安を大きく感じていました。当時は東日本大震災が発生した時期でもあり、もし居住地でも大きな地震が来たらどうするのか。どうやってあまり年の変わらない3人の子どもたちを連れて避難するのか。不安が大きかったからこそ、避難経路についてシミュレーションし、こまめに避難袋の中身をチェックしていました。今回はそんな経験も踏まえて「赤ちゃんのための防災」について考えてみましょう。