熊本県のアドバイザーであり、くまモンの生みの親でもある放送作家・小山薫堂氏。震災後も様々なかたちで熊本に関わっている。子供たちを支援する「FOR KUMAMOTO PROJECT」や、スポーツ選手、声優、パティシエ、作曲家なといった著名人による出前授業「くまモン夢学校」といった活動が記憶に新しい。災害の多い日本において、その災害をゼロにすることは不可能だ。しかし、被害を限りなく抑えることや、どう前向きに生きていくかは準備ができる。そして、いまはコロナの時期である。旅行が難しい時期ではあるが、その旅行の価値について、小山氏に聞いた。