福島県福島市で5代に渡ってつづいてきた老舗の眼鏡店「OPTICAL YABUUCHI」を経営する藪内義久さん。その肩書は眼鏡店店主にとどまらず、眼鏡作家、店が入っているビルの経営、食堂経営、ビルのある「県庁通り商店街」の理事とさまざま。店やビルのリノベーションを自ら手掛け、駐車場には小屋を建てて若い人に出店を促し、震災後には商店からの復興をめざす社団法人を立ち上げアクションと募金をつづけ、またかつては音楽イベントを主催したりと、自らの手足で力強く街の風景をつくりつづけている人です。