災害大国、日本にとって、防災における建築の役割は非常に大きい。建物の耐震化など、直接的な災害対策はもちろん、日常的なコミュニティ形成の場として機能することで、ライフラインが遮断された緊急時に、人とのつながりに救われることは多いだろう。今回は、そんな「人とのつながり」を大切に、研究を進めている大学院の野尻さんにお話を聞くことができた。