地震の多い国、竜巻の多い国……。国や地域によって、起こりやすい災害も変わってきます。日本は「災害大国」とも言われ、地震以外にも台風や水害など、多くの自然災害が起こりやすいため、防災への意識も当たり前のように持ち合わせています。ですが、他の国はどうなのでしょうか? 国が違えば災害も違い、災害が違えば備えも違ってきます。そこでこのシリーズでは、海外で暮らす日本人、なかでもより手厚い備えが必要な“子育て世代”のみなさんに、現地で起こりやすい災害と、防災への意識についてお聞きしました。
第1回目は、「バルト三国」と呼ばれるエストニアの首都・タリンで、エストニア人の旦那様と4歳の息子さんと暮らす、カルーシオンさんにお話をうかがいます。