もし東京の職場で災害に遭ったら、発生から72時間はオフィスに留まることが求められているのはご存じだろうか。
2011年の東日本大震災では交通機関がマヒし、帰宅困難者が約515万人(内閣府推計)発生した。そのため2013年に「東京都帰宅困難者対策条例」が制定され、東京都内の事業所は従業員を3日間施設内に待機させ、その間必要な飲料水、食料などを備蓄するよう求められている。また地方であっても、職場で災害が発生すれば、落ち着くまでオフィスで過ごしたり、長時間歩いて帰宅することもあるだろう。いずれにしても、どのやって難を逃れるか。
今回は、企業防災にも詳しいMT-NET広報の久保さんに、オフィスで備蓄したいおすすめの防災グッズについてお話しを伺った。