災害時、何よりも先に必要になるのが実はトイレだ。食事はある程度は我慢できるが、排泄はまったなし。もし断水してトイレが使用できなくても、我慢できず次から次に用を足し、その後の状況はご想像の通りだ。阪神・淡路大震災に露呈したこのトイレ問題は、トイレパニックと呼ばれ、東日本大震災や熊本地震でも同様のことが起こった。現場では深刻な問題となっている。 今回は、災害用トイレを取り扱う株式会社ハマネツの近藤さんにお話しを伺った。