この国で毎年、何回くらいの地震が発生しているのか。改めて考えてみると、実は分からない人が多いのではないだろうか。10回くらいだろうか……。そう思いながら直近20年のデータを見てみると、その多さに改めて驚く。(※この記事では、緊急地震速報の対象となる震度4以上の地震について扱います)
2011年、東日本大震災の年は315回だった。ここ20年で一番少なかったのは2006年で、26回。20回を下回る年はこの20年間一度もなかったのだ。
地震多発国だからこそ、慣れてしまう、忘れてしまう。地震多発国だから、慣れてはいけない、忘れてもいけない。そのことを何度でも、どんな形でも、大切な人と自身の胸に刻みつけよう。
なお、地震の予知について気象庁は「地震を予知するということは、地震の起こる時、場所、大きさの三つの要素を精度よく限定して予測すること」であり「現在の科学的知見からは、(中略)確度の高い地震の予測は難しいと考えられています」としている。
地震にまつわるデータを取り扱う際には、安易な予想情報を立てたり、それを流さないようにするリテラシーも持っておきたい。
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- 「にちにち」には、「日常より非日常、非日常より日常」という想いが込められており、日常も非日常も、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案させてください。
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