食べてはいけない備蓄食料とは? 書籍『ナショナル ジオグラフィック』から災害時の生き抜く力を磨く


キャンプやトレッキング、釣りなどアウトドアの人気が高まっていますよね。大自然に身を置くと、自分の生きる力が試されているような気もしてきませんか? アウトドアの知識やスキルを身に付けると、災害時に生き抜く力にもつながります。書籍『ナショナル ジオグラフィック 世界のどこでも生き残る 完全サバイバル術 自分を守る・家族を守る』(マイケル・S・スウィーニー、日経ナショナル ジオグラフィック)を参考に、災害時に必要な知識やスキルについて改めて考えてみましょう。

備蓄した水・食料の期限切れを見分る方法とは?

もしものときに備えて、備蓄や防災グッズを揃える人も多いはず。非常時の備えに欠かせないものといえば、飲料水や食料です。ただし注意したいのが、飲料水の汚染や備蓄食料の消費期限切れ。

書籍『ナショナル ジオグラフィック 世界のどこでも生き残る 完全サバイバル術 自分を守る・家族を守る』のチャプター9「自宅」編では、悪くなった食品を見分ける方法を解説。下記の兆候が現れている食品には気をつけましょう。

・膨張やへこみ、腐食がある缶詰。
・開けた時にシュッと音がしたり、中身が吹き出したりする缶詰。
・洪水の水につかった缶詰や食品。
・外見に問題がなくても火災にあった食品は、熱、煙、有毒ガスや消火に使われた化学薬品の影響で、食品が悪くなっている可能性がある。有毒ガスが入り込む場合があるので、冷蔵庫と冷凍庫に保管していた食品と水についても同様。
(『ナショナル ジオグラフィック 世界のどこでも生き残る 完全サバイバル術 自分を守る・家族を守る』より抜粋)

こうした兆候が現れている食品はご用心。日常生活では冷静に考えることができても、非常時には判断力が鈍るおそれもあります。「少しくらいリスクがあっても食事を取らなければ」と迷うこともありますが、食中毒を発症してかえって体力を消耗することも。非常時に病気を発症した場合、病院を受診したり薬を手に入れることも簡単にはいきません。食中毒は命に関わることもありますので、備蓄食料の管理を怠らないのが安心です。

ローリングストックがおすすめ

備蓄食料は、ローリングストックの考え方でサイクルを回すのがおすすめ。ローリングストックとは、防災グッズを災害時のみならず平時でも使用し、使った分はまた補充するという方法です。

たとえば備蓄食料の缶詰やレトルト食品は、消費期限を迎える前に食卓に出してしまいます。「備蓄食料は味気ない」と思っている人もいるかもしれませんが、近年は味のクオリティが高い備蓄食料がたくさん発売されているのをご存知ですか?飲食店のシェフや栄養士が監修している備蓄食料を選べば、味も栄養価も満足できる食事を満喫できます。また、備蓄食料のアレンジレシピを参考にしてみるのも楽しいものですよ。

食料だけでなく、薬やカセットコンロなどもローリングストックに向いています。消費期限や使用期限があるものは、ローリングストックで使用可能な状態を保ちましょう。

アウトドア好きな人は、火おこしのスキルを磨いておくと安心。非常時でガスや電気が止まったときでも、自分で火をおこすことができると心強いはず。『ナショナル ジオグラフィック 世界のどこでも生き残る 完全サバイバル術 自分を守る・家族を守る』では、雨の中で火をおこす方法や薪の代わりになる燃料を紹介。

アウトドアを楽しむうちに、災害時に役立つスキルを向上させることができたら素敵ですよね。日常と非日常の境界をなくすフェーズフリーの観点からも、アウトドアを通して生きる力を磨くのはおすすめです。

もしものときの備えとは、道具を揃えることだけではありません。防災グッズの正しい使い方を理解したり、使いこなすための練習を重ねることで、防災力が着々とアップしていきます。防災に関する予備知識やスキルを身に付けて、非常時に備えましょう。

【書籍情報】
ナショナル ジオグラフィック 世界のどこでも生き残る 完全サバイバル術 自分を守る・家族を守る』(マイケル・S・スウィーニー、日経ナショナル ジオグラフィック)

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にちにち編集部
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