地震、台風、土砂災害、火山噴火など、自然災害の多い日本。万が⼀の災害時に慌てないためにも、水や食料を備蓄するご家庭も多い。電気の備蓄方法は乾電池が主だが、今では電気自動車(EV)があると冷蔵庫やエアコンも動かせる。ただ、そこまでの準備ができない人にとっては、「ポータブル電源」が良いだろう。様々な生活情報がつまったスマートフォンやパソコンの充電にあてられる。
ポータブル電源「LACITA」のエナーボックスは、高いデザイン性も評価されることから、日常に馴染みやすい。日常と非日常を上手に越境しながら、丁寧に暮らす生活者は、どのようにこのエナーボックスを取り入れているか。PRやプロジェクトマネージャーを担う金祥艾さんが、日常と非日常を感じる音楽と共に、エナーボックスの活用方法を教えてくれた。
「エナーボックス」は使い勝手の良い仕事道具のひとつ
フリーランスでPRやプロジェクトマネージャーの仕事をしている金さん。ライフワークは何?という質問には、「ライフスタイル、デザイン、ファッションの世界で、ブランドやプロジェクトを作る人の想いをまとめる、伝えるためのお手伝いをしています」と答えてくれた。
そんなライフワークを選んだ理由について聞くと、「会社員時代にさせていただいた経験を生かせることと、お会いできる方や携われるプロジェクトの幅が広げられることが魅力で、フリーランスとして活動することを決めました。独立後約3年半が経ちましたが、お仕事の内容も少しずつ変わってきて、ブランディングや編集など様々な経験をさせていただいています」と、やりがいを語る。
そんな金さんにとっての「エナーボックス」は、仕事道具のひとつ。「いつも仕事をしているテーブルの幅が広く、席からコンセントが離れていて不便だったので、テーブル横のスツールに置いてみました」。仕事場にある木製のかわいらしいスツールとも好相性だ。
ポータブル電源を使うのはエナーボックスが初めてだったという金さん。その使用感については「コンパクトでシンプルなデザインがインテリアの邪魔にならず、手軽にいろいろな場所に移動できてとても便利に感じました。コンセントから離れた場所での作業が楽にできるので、ケーブルが足りなかったり絡まったりするストレスから解放されました」と、使い勝手の良さについて話してくれた。
そんな金さんの「日常」は、「自宅での仕事時間」。「デスクにもしているテーブルがベランダに向かっているので、PCからふと目を上げると、午前中に干した洗濯物が目に入ります。差し込む光と、風に揺れる洗濯物、PCとコーヒーがわたしの日常の景色です」
逆に非日常については、「たまに訪れる、千葉の海に向かう道」。「川崎の工場地帯、海ほたる、田園地域と、到着するまでに風景がどんどん変わっていくと、日常から離れてすっと心が軽くなるのを感じます。特に春先の田植えの頃は、張ったばかりの田んぼの水が朝日にきらきら光って美しいです」。日常と非日常を表現するプレイリストについては、こんな調子だ。
金さんの「日常に聴きたい音楽」3曲
(1)「Awake」 Alex Lusting
ベルギーのプロデューサー アレックス・ラスティグが今年発表した一曲です。普段仕事中はラジオを流していることが多いのですが、文章を書くときにはどうしても言葉が耳に入ってきてしまうので、気が散らないように、インストゥルメンタル曲を流すようにしています。いつもApple MusicのChillリストからランダムに流すので、アーティストや曲名を知らずにいることも多いのですが、この曲をきっかけに、アレックス・ラスティグの他の作品も好んで聴くようになりました。Awakeという名の通り仕事始めにぴったりで、さわやかな気持ちで午前中を過ごせます。
(2)「LA DI DA」 EVERGLOW
気分を上げたいときにはK-POPをよく聴きます。エバーグローは6人組のガールズグループで、かわいらしいというよりもかっこいい曲が多く、この「LA DI DA」も勢いを感じる盛り上がる曲です。今年の春ごろに自転車を購入して以来、以前は電車やバス、タクシーを利用していた場所にも自転車で向かうようなりました。その移動中はもっぱらK-POPを聴いていて、漕ぎはじめにこの曲を聴くと、「よし、いくぞ!」と張り切ってスタートを切ることができます。まとめてお掃除をするときなどにもやる気が出てお勧めです。
(3)「Talk to Me feat. Tove Styrke」 Cosmo’s Midnight
オーストラリア・シドニーを拠点に活動する双子兄弟ユニットが、スウェーデンのシンガーソングライターTove Styrkeを迎えて制作された一曲です。思わず踊りたくなるようなリズムとキュートな歌声、なんとなくおしゃれなサウンドがハッピーな気持ちにしてくれて、聞くとその日を楽しく過ごせるように思います。週末の午前中、家事をしながら流すことが多いですが、天気の良い日は特に聴きたくなります。
金さんの「非日常に聴きたい音楽」を3曲
(1) 「Good People」Jack Johnson
昨年の1月、まだコロナが蔓延する前に、はじめてハワイを訪れました。青空と海が美しく、1日に何度もさーっと降っては止む雨の後には虹が現れて、最高に癒されたのを感じました。サーファーでもあるハワイ出身のミュージシャン、ジャック・ジョンソンのこの代表曲は、そんなハワイの空気をそのまま音にしたような、リラックスできる一曲です。普段自分から聴くことは少ないのですが、ラジオなどでふとこの曲が流れると、ハワイの気候と景色、人々の表情や前向きな空気を思い出します。
(2)「チェリー」スピッツ
ここ数年の旅は、もっぱら車移動が多く、道中に流す音楽は必要不可欠な存在です。選ぶ基準は特にないものの、無意識に、日常で聴くものよりもなつかしさがあって、一緒に歌える、という曲を流していることが多いようです。誰もが知っているこの曲は、まさに青春時代に発表され、街中で聴かない日はないほど大ヒットしました。その頃に好きだった曲は不思議と歌詞を覚えていることが多く、車の中で歌いながら、旅の気分を盛り上げています。独特の、さわやかで少しせつないサウンドも、日常から切り離してくれるような感覚を覚えます。
(3)「少女A」中森明菜
昭和を代表するアイドル、中森明菜の「少女A」は、いつもより少し強い自分になりたい時に聴きます。「わたしはわたし、関係ないわ」という歌詞が、迷っている時や落ち込んでいる時、自分を奮い立たせてくれます。昭和POPが大好きで、様々な年代の様々なアーティストの曲を聴きますが、特に中森明菜さんは、ご本人のスキャンダラスな生き方も含めてとても惹かれていて、どの曲も魅力的です。Apple Musicのライブラリにも、昭和POPはたくさん入っていますが、中森明菜さんの曲が一番多いかもしれません。
ポータブル電源LACITA
【日本ブランドが誇る品質性能】本体の電池容量が120,000mAh(444Wh)の超大容量。iPhoneを最大で約700時間、電気毛布を約18時間、車用炊飯器を約3回も利用することができます。さらに出力は従来に比べて約3倍の正弦波AC400Wハイパワーを実現。比較的消費電力の低いポータブル調理器具、冷蔵庫やテレビなどの白物家電にもお使いいただけます。
この記事を書いた人
- 「にちにち」には、「日常より非日常、非日常より日常」という想いが込められており、日常も非日常も、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案させてください。
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