気候変動による自然災害の影響とは? 地球を覆う異常気象と、身近な対策


近年、地球規模で増加している大雨や強風等の激しい数時間の現象から数か月も続く干ばつ、極端な冷夏・暖冬といった異常気象。これらの原因は地球温暖化やエルニーニョ現象等の気候変動と考えられている。

気候変動の要因には自然のものと人為的なものがあるが、近年は石油・石炭等、化石燃料の大量消費によって二酸化炭素濃度が増加。人為的要因によって地球温暖化が引き起こされていることは周知の事実だろう。

例えば2020年のデータを見ると、シベリア及びその周辺、東アジア東部から東南アジア、ヨーロッパ北部から中東中部、北米南部から南米中部、オーストラリア北部~南東部では頻繁に(9か月以上)異常高温が発生。

またモンゴル中部から朝鮮半島、ヨーロッパ西部から南部、米国東部から南東部では異常多雨となる月が多く(5か月以上)、米国南部~中米では、8月や11月のハリケーンにより合計で360名以上もの死者が出たと伝えられた。

なお2015年9月の国連サミットで採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標である「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」では、17のゴールのうち13番目のゴールを「気候変動:気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」と定めている。

私たちがすぐにできることは、二酸化炭素をできるだけ出さない生活を心がけること。例えば、ムダな電気を使わない、大量消費を止める、再生可能エネルギーを利用することなどが挙げられる。

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にちにち編集部
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