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春の訪れを告げる球根たち【yucalyptusさんの球根アソート】

更新日 : 2021-03-16

公開日 : 2021-03-16

日常に加えたい、ちょっといいもの。その“ちょっと”に気付けることで、有事の際にも心が豊かになれそう。

ライフスタイル、デザイン、ファッションの世界で、ブランドやプロジェクトを作る人の想いをまとめる、伝える。フリーランスPRのキムサンエさんが、日々の生活に加えたいちょっとうれしくなるもの・ことをご紹介。

春の始まりは三寒四温と言われますが、まさにそんな日々。昨年からの非日常とも言えるこんな状況でも、昔から伝わる熟語と同じように季節は移り変わります。不安な毎日の中でも、季節の変化を感じる心は持ち続けたいものですね。少しずつあたたかくなるこの時期、道端や公園で咲き始める色とりどりの花を見つけると、足取りも軽くなるように感じます。

春の訪れを自宅でも楽しみたいと取り入れたのが、球根の水栽培です。小ぶりな球根を小さなグラスに生けて並べてみたいと思っていたところ、いつもすてきな草花の提案をしているyucalyptusさんのオンラインサイトでアソートセットを販売しているのを見つけました。

届いたのは、クロッカス、ヒヤシンスといった王道の球根と、ムスカリ２種類、オーニソガラム。オーソニガラムは初めて耳にしましたが、可憐な花が愛らしい球根でした。お気に入りのグラスたちに生けると、小さなアートギャラリーのような空間ができあがって、目に入るたびにうれしく、心に栄養がみちて元気をもらえました。2,3日後にはつぼみも開いて、ヒヤシンスからは華やかな香りが。

そして、咲き終わりの球根は、実は来年も楽しめるということをご存知でしょうか？水栽培で花を咲かせた球根は、栄養を使い切っているので、葉や茎を落として土に植えてあげると、土の養分を吸収して翌年にも花を咲かせてくれるそうです。今年の春を彩ってくれたかわいらしい球根たちを、来年も楽しめるように、健やかに1年を過ごしていきたいと思います。