日常に加えたい、ちょっといいもの。その“ちょっと”に気付けることで、有事の際にも心が豊かになれそう。
ライフスタイル、デザイン、ファッションの世界で、ブランドやプロジェクトを作る人の想いをまとめる、伝える。フリーランスPRのキム サンエさんが、日々の生活に加えたいちょっとうれしくなるもの・ことをご紹介。
最後に海外旅行に行ったのはいつでしょうか。知らない景色、知らない言葉、知らない文化に触れて、その街の色使いや人々の営みを感じることは、心に刺激を与えてくれて、日常に戻っても新鮮な気持ちで過ごす活力となります。
長いコロナ禍で思うように旅に出られず、そんな刺激を得る機会も一体いつになったら作れるのか、見通しが立たず不安に思います。遠い異国の地の、嗅いだことのない空気を思いっきり吸い込みたい!そんな願いを、少し叶えてくれるような、すてきな展示が6月6日(日)から開催されると聞きました。
東京・富ヶ谷にある「HALL by Sellenatela」で、6月6日(日)~19日(土)まで開催されるのは、メキシコ・オアハカを拠点に活動する「rrres(アールイーエス)」の日本初上陸展『rrres “Unknown Territory” Curated by KIAN』です。自由が丘を拠点に、コンテンポラリーでカラフルなクラフト作品をキュレーションする“移動式ギャラリー”「KIAN(キアン)」と、「rrres」との出会いによって、世界中にファンを持つ「rrres」の日本初の展示が実現しました。
rrresは、グラフィックデザイナーであるJavier Reyes(ハビエル・レイエス)によって2016年に創設されたデザインスタジオ。ラテンアメリカの伝統技術を受け継ぐ現地の職人たちと協力して、現代的なデザインのラグやタペストリー、ブランケット、クレイピースを制作しています。
ハビエルの故郷であるドミニカ共和国への旅を通して、カオティックで美しい街並みや活気ある自然にインスピレーションを受けたという作品の数々は、その質感や色使いから、突き抜けるような青空や乾燥した空気、カラフルでキュートな街の風景が浮かび上がるようです。ラグやタペストリーをインテリアに加えることで、まるでラテンアメリカを旅したような気持ちになって、毎日の生活を新鮮にアップデートすることができそうです。オアハカの職人たちが一点一点手仕事で仕上げる、カラフルでモダンなテキスタイルたちは、どんどん日差しが強まるこれからの季節にもぴったりですね。
今回の展示は、富ヶ谷での会期終了後、名古屋、自由が丘と3箇所を巡り開催されます。会場では感染症対策はしっかり行っているとのことなので、ラテンアメリカの風を感じに、ぜひお出かけしてみてください。
rrres “Unknown Territory” Curated by KIAN
2021.6.6 (SUN) – 19 (SAT) 13:00 – 18:30 *月曜休廊
at HALL by Sellenatela(東京都渋谷区富ヶ谷 2-16-8-2F)
TEL. 03-6419-7732
HP. https://www.sellenatela.com
IG. @sellenatela
2021.8.20 (FRI) – 30 (MON) 11:00 – 17:00
TEL. 052-228-6675
HP. https://soycandle-sheep.com
IG. @cont_sheepstore
2021.9.12 (SUN) – 18 (SAT) 13:00 – 18:30
at KIAN Showroom(東京都目黒区自由が丘 1-3-21-3F)
TEL. 03-5731-6980
IG. @kian_2f
*企画展に関するお問合せは KIAN Showroom までご連絡ください。
お問合せ先: 03-5731-6980 gallery@kian.co.jp
この記事を書いた人
- ライフスタイル、デザイン、ファッションの世界で、ブランドやプロジェクトを作る人の想いをまとめる、伝えるためのお手伝いをしています。連載では、日々の生活にあると、ちょっとうれしくなるものやことをご紹介していきます。
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