ゲリラ豪雨対策として、日傘として
エバニュー 「全天候型軽量アンブレラ」


アウトドアメディアを中心に活躍するフォトグラファー・野呂美帆さんが、普段の生活にも取り入れたいアウトドアアイテムを紹介。今回は、エバニューの「全天候型軽量アンブレラ」です。

UVカット機能がプラスされた全天候型軽量アンブレラ

過去にオススメしたエバニューの折り畳み傘ULアンブレラ。カバンに入れっぱなしでも気にならない重さで、強度も十分。荷物の心配をすることなく持ち歩けるのでとても重宝している。

そんなエバニューの折り畳み傘に、UVカット機能がプラスされた全天候型軽量アンブレラというものが新しく発売されたという。ちょうど日差しも強くなってきたし、日傘の出番!と早速購入してみた。

昔の日傘というと、レースやフリルがついたちょっと上品なイメージ。私には縁のない存在で、使うことなんてないと思っていた。しかし近頃は、シンプルなデザインのものが増え、年齢、性別問わず、多くの人が使っているのを目にする。年々気温が上がり、日差しが強くなって、何か対策をしないと外に出られないような緊急事態になってきているのかもしれない。

そして、それは街だけじゃなく山でも同じ。近年アウトドアショップでは登山用の日傘が多く出回るようになってきた。木に覆われた山の中は涼しいけど、遮るものがない登山道はとても暑い。傘を持つ手は塞がれるが、帽子だけでは遮ることのできない日差しが、日傘によって緩和され、それだけでずっと涼しく快適に歩くことができる。

その快適さは、一度味わうと手離せなくなるほど。試しに登山用の日傘を街でも使ってみた。しかし、山ではかっこよかったシルバーカラーはアウトドア感強めで、街ではかなり目立つ。恥ずかしくて、いつの間にか出番は減っていった。

それに代わり、エバニューのUVカットアンブレラは、アウトドアブランドが作っているにも関わらず街で使うことも考えられたカラー展開。男性でも女性でも馴染みやすいアイボリーカラー、ビジネスで活躍しそうなブラック。そして、アウトドアシーンに映えそうなパープル。

重さは140g、骨の素材はULアンブレラ同様の強くて軽いカーボン製。日傘としての使用を考慮して傘を広げる動作をワンアクションに変更し、こまめに出し入れしやすくなっているという。全天候型とは、日傘としてだけじゃなく雨の日にも使えるということ。

ゲリラ豪雨が頻繁に発生する近年、晴れていたって油断はできない。日差しと雨、その両方から守ってくれるUVカットアンブレラは、夏のお守りとしてそっとカバンに忍ばせておきたい。

全天候型軽量アンブレラ

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この記事を書いた人

野呂 美帆
野呂 美帆フォトグラファー
旅、アウトドア、ライフスタイルを中心に幅広く活動。フィールドを気にせずシンプルで長く使えるものを慎重に選びたい。その一方で、旅先での衝動買いも嫌いじゃない。