福島の”美味しい”をいつでも、どこでも 「ふくしまの常備食」


福島県の事業者マッチングを支援する「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」は、ふくしま県内の食材を使った保存食、「ふくしまの常備食」シリーズを展開しています。

「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」とは、2011年の東日本大震災の避難指示対象となった福島県被災12市町村 の事業者を対象として、事業者の帰還、事業・生業の再建を通じ、まちの復興を後押しすることを目的とした経済産業省の事業。

「ふくしまの常備食」は、「保つ」をキーワードとして本プロジェクトと福島県の事業者が共同開発しました。各事業者ごとに力を合わせ、地鶏や老舗の味噌、岩魚、桑、なつはぜなど、地元食材を生かして、地域の魅力が詰まった常備食を開発。昨年2020年11月に発売されました。どれも賞味期限6か⽉以上、常温保存可で家庭でのストックや携帯食として活躍します。そして、保存性はもちろん、一つ一つが飲食店のような美味しさなのが特徴。日常で小腹がすいたとき、アウトドア、災害時と幅広いシーンにマッチします。

日頃食べない地方の食材・食文化に触れられる一品は、基本の非常食の中に取り入れておくと、ちょっとした生活の楽しみにつながりますね。ラインナップはバラエティ豊かに11種類。おかずから調味料、甘味まで揃います。なかでもローカルさが際立ち、実用性も高い2種をご紹介します。

川俣シャモのゴロっと煮込み

価格:540円
製造元:川俣町農業振興公社
賞味期限:製造後540日

豊かなコクとうまみが特徴の川俣シャモ。その手羽肉を、野菜とブイヨンでゴロっと煮込んだ贅沢な一品。鶏油を使用したスープはジュレ状で、そのままでも食べてもヨシ、アレンジしてもヨシです。

おいしい食べ方
温めて同量のお湯で割ってスープに。カレー粉を入れてスープカレーに。お米を入れて雑炊すれば舌もお腹も満足します。

凍み餅

価格:700円(4個入り)
製造元:緑里
賞味期限:製造後365日

凍み餅とは、お餅を水につけて空風に晒し、凍らせてから乾燥させる伝統的な保存食。東北地方の農家で愛されてきた昔ながらの味です。カンタン調理で、しっかりお腹にたまるのが嬉しいですね。

モンベル フレンドマーケット 【ふくしまの常備食】凍み餅

おいしい食べ方

たっぷり水に1~2時間浸して戻した後、焼いたり揚げたり、味噌や砂糖、きな粉、醤油など、お好みの味付けで。

販売先

以下2つのオンラインショップで購入できます。

モンベルオンラインショップ
※モンベルオンラインショップでの取り扱いは10商品

Local to global
※Local to globalでの取り扱いはセット商品

今回はふくしまの常備食を紹介しましたが、各地方独自の非常食や常備食も多数あります。どこかあたたかく、懐かしい地域の味。あなたの地元や、好きな都道府県の常備食を探してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

小出 彩稀
小出 彩稀PRプランナー
和歌山県出身、都内在住。IT企業勤務の会社員。アナログとデジタル、リアルとバーチャル、ローカルとグローバルを行ったり来たりしています。「いつ、何が起きるかわからない今だから、どんな時も、柔軟にかろやかでありたい」人生をかろやかに楽しむ気づきを一緒に探しましょう。