QOLを上げるおすすめ方法8選|料理


おいしい食事を食べると、幸せな気分になりますよね。心を満たす食事はQOLを大きく上げてくれます。日々の暮らしはもちろん、災害時でもおいしい食事があると心が安らぐものです。この記事では、試してみたくなる防災レシピや非常食のアレンジレシピなどを紹介します。


袋ごとゆでる? 災害時にも活躍する『茹でパン』レシピ【東京の小さなパン屋カフェから】


ポリ袋で作るパン「ポリパン®︎」は、ポリ袋・フライパン・カセットコンロと材料さえあれば作れる簡単パンレシピです。天然酵母パン工房&ナチュラルフードスクール「happyDELI」主宰の梶晶子さんが考案し、東日本大震災の被災地ではたくさんの人がポリパン®︎を口にしたそう。

ポリパン®︎は、焼くのではなく茹でて作るパンです。パン作り初心者でもチャレンジしやすく、アレンジも楽しめます。災害発生時は好きな食べ物を自由に食べるのが難しくなることもありますよね。パンが恋しくなったとき、簡単に作れるポリパン®︎を食べるとQOLがきっと上がるでしょう。

ポリパン®︎のレシピやアレンジのヒントを紹介しますので、パン好きの人はぜひチェックしてください。


神谷家の緑のオニギリ【料理人・守永江里の名もなき料理】


食事にはやっぱりお米がなくちゃ、という人におすすめのオニギリレシピです。その名も「緑のオニギリ」というだけあって、見た目は鮮やかな緑色。ある家族の母から子へと伝えられたというレシピは、シンプルでありながら思い出に残る味をしています。

温かいご飯に紫蘇の実漬物を混ぜ込み、まるく握ってかたちを整えたら完成。お弁当やピクニックに持って行くのも楽しそう。食事で幸福感を得られると、心が豊かになってQOLが安定します。オニギリには家庭それぞれの思い出やこだわりがあるものですので、災害時こそほっとする味を楽しみましょう。

オニギリだけで食べても満足感がありますが、お味噌汁など温かい汁物を添えて幸福感をアップさせるのがおすすめです。


まこさんちのワカメスープ【料理人・守永江里の名もなき料理】


非常食として缶詰をストックしている人も多いのでは?缶詰はそのまま食べてもおいしいのですが、料理の食材としても優秀。鯖缶を使ったワカメスープのレシピを紹介しますので、汁物として食卓に並べてみてはいかがでしょう。

レシピでは、乾燥ワカメを使用するのがポイント。非常食として乾燥ワカメを準備しておくと、災害時でもミネラルやカルシウムなどの栄養をたっぷり摂取できそうです。鯖缶にもDPAやEPA、たんぱく質が豊富に含まれています。乾燥ワカメと鯖缶がメイン食材のため、包丁が不要なところもこのレシピの魅力です。栄養たっぷりの温かいスープで体を元気づけましょう。

健康的でおいしい食事は、QOL向上には欠かせません。災害時こそ栄養バランスの取れた食事が必要です。栄養満点の温かいスープを食べれば、心がじんわりと満たされますよ。


非常食を、希望食に。災害時にも食の温かさを味わえるほっこりレシピ


災害時にはインフラがストップしてしまい、電気、水道、ガスが使えなくなることも。そんな心細いときに温かい料理を楽しめると、高いQOLが維持されるはずです。おすすめなのは、ポータブル電源を用意しておくこと。アウトドア用にポータブル電源を購入する人もいますが、災害時にも役立つのを知っていますか?

ポータブル電源を使った料理の参考になるのが、ポータブル電源メーカーEcoFlow Technology Japan株式会社による非常食レシピ『LIFE PLATE』。防災食アドバイザーの今泉マユ子氏が監修した、前菜から主食、デザートまで7つのレシピが公開されています。

満足度の高い食事は心を豊かにしてくれます。電源ポータルレシピを活用して、災害時もQOLの高い食事を味わってくださいね。


大丸神戸店とコラボで「気軽にできる備え」を発信 女性視点で活動する神戸学院大学「防災女子」


神戸学院大学現代社会学部社会防災学科の女子学生たちが、2014年にサークル「防災女子」を結成しました。女性の視点で防災の啓発活動を行うことをコンセプトに、地域の団体、企業や学校などを訪問。防災の講習会やワークショップ、イベントブースでの災害時レシピのデモンストレーションなどを積極的に行っています。

大丸神戸店とのコラボイベントでは、ポリ袋で作れるスパニッシュオムレツのデモンストレーションを実施。記事では防災女子の活動とともに、ポリ袋スパニッシュオムレツのレシピを紹介します。

防災を通して社会貢献や地域貢献を行う防災女子からは、いい刺激をもらえるはず。防災女子おすすめの災害レシピを試して、QOL向上に役立ててくださいね。


釣りのおじちゃんのソース煮【料理人・守永江里の名もなき料理】


調味料を使い切れずに捨ててしまうのはもったいないですよね。環境にもよくありませんので、調味料は使い切るように気をつけましょう。かといって調味料を溜め込んでしまうと、冷蔵庫やキッチン周りがごちゃごちゃしてしまいます。

この記事で紹介するのは、お好み焼きソース・ウスターソース・カレー粉をミックスして味付ける、鶏肉のソース煮レシピ。この3つの調味料はあると便利な反面、醤油や味噌と比べると使い切るのは難しいものですよね。しっかりと使い切れるように、レシピを参考にしてみてください。

災害時は自由に買い物するのが難しく、あり合わせの調味料で食事を作らなくてはいけないこともありますので、調味料のアレンジ法を知っていると便利ですよ。調味料を上手に使い、心もキッチンもスッキリさせてQOLを上げていきましょう。


伊織さんのしらすと茗荷の和えたん【料理人・守永江里の名もなき料理】


災害時に火を使えない状況で、さっとつくれる副菜を紹介します。材料は、しらす、茗荷、白胡麻油だけ。シンプルな食材だからこそ、素材のおいしさをダイレクトに味わえます。

茗荷は夏が旬ですので、夏に食べると栄養価も高くなります。茗荷の爽やかな香りが心をリフレッシュさせてくれるので、災害時の気分が落ち込んだ時にもおすすめです。しらすも栄養を豊富に含んでいます。しらすに含まれるカルシウムやビタミンは、体の調子を整えてくれますよ。血栓予防効果もありますので、避難生活中の血行不良予防に是非。

とても簡単なレシピですので、料理が苦手な人でもチャレンジしやすいでしょう。日々の暮らしでも小鉢として作ると食卓が賑やかになりますよ。


えりかのおやつのラスク【料理人・守永江里の名もなき料理】


疲れている時や落ち込んでいる時は、甘いおやつでホッとしたくなりますよね。QOL向上にはおやつが必要だという人もいるでしょう。ただし手作りおやつはしっかりと計量しなければ失敗することも多いですよね。目分量でも簡単に作れるおやつなら、いつでもどこでも気軽に作れるはず。

この記事では、食パンの耳で作る簡単ラスクレシピを紹介します。基本の材料はたった3つ。調理器具も鍋とガスコンロだけで、おいしいラスクを簡単に作ることができます。さまざまなアレンジを楽しむのもおすすめです。

非常食としてパンをストックする人は多いですが。このレシピを参考に非常食用パンでラスクを作ってみるのはいかがでしょう。子どもから大人まで万人受けする、なつかしい味を楽しんでくださいね。


まとめ

主食から主菜、副菜、スープ、おやつまで、おいしいレシピを紹介しました。災害時の食事や非常食のアレンジにもおすすめですし、普段の食事に出しても喜ばれるレシピばかり。おいしい食事で心を満たし、QOLを上げてくださいね。

この記事を書いた人

にちにち編集部
にちにち編集部
「にちにち」には、「日常より非日常、非日常より日常」という想いが込められており、日常も非日常も、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案させてください。