旅上手な方にお勧めされたリュック「パタゴニア・トラベルトート」


アウトドアメディアを中心に活躍するフォトグラファー・野呂美帆さんが、普段の生活にも取り入れたいアウトドアアイテムを紹介。今回は、リュックにもトートにもなる「patagonia トラベルトート」です。

私の周りには旅上手な人がたくさんいる。カメラマンという仕事柄、出張が多く、そんな時は旅慣れた編集者やライターさんとご一緒する。皆動きやすそうな格好で待ち合わせに現れ、荷物はとてもコンパクト。

あらゆる天候や状況を考え、機能性のあるものを身につけているにもかかわらず、それらがとてもさりげない。素材やサイズ選びが上手いのか、経験の賜物なのか、そんな方に会うとさすがだなと少し真似したくなる。

このトラベルトートもそんな旅上手な方にお勧めされたもの。旅では写真を撮ったり、食べ歩きをしたり、両手はいつも自由がいい。そんな理由からついついリュックを選んでしまう。

しかしカジュアルすぎるリュックだと、ちょっといいレストランや洗練されたお店には入りづらい。場違いかな、となんとなく気が引けてしまう。その点、このトラベルトートは、リュックにもトートにもなるという2way仕様。落ち着いた色を選び、肩にかけて持つと不思議とカジュアルさが消えてなくなる。

バック自体の重さは397グラム。軽いのに容量はたっぷり。ショルダー部分が幅広くしっかりしているので、重いものを入れても、長時間背負っていても肩が痛くならない。両側のメッシュポケットやフロントのポケットは使いやすく、さすがパタゴニア製品といったところ。バック自体をインナーポケットに収納することができるので、エコバック、サブバックとして持ち歩くのも良いかもしれない。

使い続けて7、8年。結構雑に使っているし、洗濯機でガンガン洗っているのに破れたり穴が開いたりは無く、とても丈夫。もしこの先破れて使えないほどボロボロになったとしても、また同じもの買ってしまうだろう。いつからか、私にとってそれほど欠かせない存在になっていた。

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この記事を書いた人

野呂 美帆
野呂 美帆フォトグラファー
旅、アウトドア、ライフスタイルを中心に幅広く活動。フィールドを気にせずシンプルで長く使えるものを慎重に選びたい。その一方で、旅先での衝動買いも嫌いじゃない。