QOLは、日々の心の豊かさや平穏が守られてこそ向上します。災害への不安や災害発生時のストレスを放置すると、心が不安定になってQOLが低下することも。災害時でも安全確保できるよう、しっかりと防災知識や災害対策の方法を身につけるのが安心です。
役に立つ防災知識・災害対策をまとめましたので、参考にしてくださいね。
目次
災害時の万能アイテム「ガムテープ」活用法 携帯できるかわいい布粘着テープも
荷物整理などに便利な布製ガムテープは、実は災害時のさまざまなシーンで役に立ちます。今回の記事では、ケガや割れたガラスの後処理、テントの補修、災害時の伝言などにおすすめの布製ガムテープの活用法を解説。特別な防災グッズがなくても身の回りの日用品を工夫して使うことで、災害時の困りごとに対処できることがわかります。
テレビをきっかけに大人気Twitterアカウントとなった、警視庁警備部災害対策課のガムテープ活用法もあわせて紹介。災害時の役に立つ知識を頭に入れておきましょう。
さらにおすすめ商品として、ヤマト株式会社が販売する「アウトドアテープ」を紹介。機能性に加えて、気分が明るくなるデザインにも注目です。災害時だけでなくアウトドアなど日常使いにも使うと、QOL向上にもつながりやすいでしょう。
4人家族が3日間過ごす場合に何が必要?防災セットを確認!
災害発生時には、自分の安全はもちろんですが大切な家族も守らなくてはいけません。小さな子どもや赤ちゃんがいる家庭では、育児に役立つ防災グッズの準備を忘れずに。もしものときを考えて、家族全員分の防災グッズを用意しましょう。
この記事では、家族みんなの安全を確保する防災セットを紹介します。モデルとなるのは、夫、妻、小学生の子ども、赤ちゃんの4人家族。災害時に3日間過ごす場合を想定し、家族の安全確保に必要な防災セットをリストアップしました。備蓄食料や飲料水、赤ちゃんのごはんなど、家族を守る災害対策の参考にしましょう。
100均で買える防災グッズも紹介しますので、普段の買い物のついでに防災準備を進めるのもおすすめですよ。大切な家族みんなの安全とQOLを守ってくださいね。
防災バッグを非常時に「確実に」持ち出すための3つのヒント
災害時に備えて防災バッグや防災セット、持ち出し袋を準備しても、いざという時にさっと持ち出すことができなければ意味がありません。緊急時でも防災バッグをスムーズに持ち出すためのヒントを解説しますので、ぜひ実践してみてください。
特に注目したいのが、日常に防災を溶け込ませる考え方です。インテリアとして飾れる防災グッズを活用するなど、防災の方法はさまざまあります。自分らしさや価値観を大切にしながら防災に取り組むと、QOL向上にもつながるはずです。
にちにちでは、デザイン性の高い防災用品やオリジナリティを感じる防災グッズも紹介していますので、そちらの記事も合わせてチェックしてください。QOLを上げる防災グッズを揃えること、いざというときに防災グッズを確実に持ち出すことを意識しましょう。
“ローリングストック”でクルクル回す備蓄のサイクル◎
防災グッズを準備した後、災害が発生するまで使わずに放置してはいませんか?災害時にいざ使おうと思ったら、使用期限や賞味期限が過ぎていてがっかり…ということも。食料や飲料水を補給できないと、災害時の安全性が確保できません。そんな事態を避けるために、使いながら備える備蓄方法「ローリングストック」を取り入れてみてはいかがでしょう。
ローリングストックとは、普段から少し多めに食材や日用品を購入し、使った分だけ買い足し、一定量を常に備蓄しておく方法です。消費と購入のサイクルをまわし、最新の備蓄状態を保つことができます。
記事では、ローリングストックを効率的にまわすポイントを解説。今日からできるローリングストックで日常と防災の垣根をなくし、高いQOLを維持してくださいね。
ペットの防災対策はどうする?「うちのこ防災手帳」の活用
ペットを飼っている人は、災害時にペットの安全を守るための準備をしておきましょう。この記事では、ペットの安全確保のために平時から準備すべきこと、被災したときにするべきことのポイントを解説。避難所にペットを連れて行く「同行避難」に必要な対策も紹介します。
どんなに準備をしても、災害時はペットと離れ離れになる事態も考えられますよね。離れていてもペットの安全確保をするためには、ペットの情報をまとめた「うちのこ防災手帳」の作成がおすすめ。鑑札やマイクロチップ、ワクチンの接種履歴などの情報を手帳にまとめておくことで、災害時にペットの安全を守れます。
ペットも大切な家族の一員です。しっかりと災害対策を行い、愛するペットと一緒にQOLの高い暮らしを送ってくださいね。
「日常の登場人物を増やすこと」が災害時に役立つ 神戸市新長田の助け合い文化【はっぴーの家ろっけん】
1995年に阪神・淡路大震災が発生し、たくさんの人が被災しました。神戸市新長田地区は甚大な被害を受けた地域のひとつ。記事では、大災害を経験した地域からみえてくる安心・安全のコミュニティのあり方を紹介します。
新長田地区で多世代型介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」を運営する首藤義敬さんと、保育士起業家の小笠原舞さんにインタビューを実施。阪神・淡路大震災の振り返りを通して、人と人との日常的なコミュニケーション、顔見知りとの情報交換がどれだけ大切だったかが伝わってきます。
人と人とが支え合う「防災のコミュニティ」について考えるきっかけにしてみてくださいね。QOLの向上には、人とのコミュニケーションも大切だということに気が付くでしょう。
「0次防災」とは? 災害直後を乗り切る備えをチェックしよう
防災には、0次防災・1次防災・2次防災の各段階が設けられているのを知っていますか?災害時には電車など公共交通機関がストップし、帰宅困難者が発生します。
記事では、0次防災・1次防災・2次防災それぞれの定義を解説。各段階ごとにどんな災害対策をしておくと安心か説明します。特に0次防災について詳細に解説。「0次防災」とは、外出中に災害が発生した時に、安全移動を確保するための考え方です。外出先から自宅、避難所まで安全に移動するための0次防災グッズをリストアップしました。子ども連れの外出を想定した0次防災も紹介しますので、是非参考にしてください。
帰宅困難時は安心感を得にくく、QOLも低下しかねません。0次防災を意識した防災グッズを準備し、いざというときの安全を確保しましょう。
まとめ
QOLを上げる防災知識・災害対策はいかがでしたか?自然災害への不安や災害時のストレスは、QOLを大きく低下させる原因のひとつです。防災知識や災害対策の方法を理解し、不安やストレスを和らげてくださいね。
この記事を書いた人
- 「にちにち」には、「日常より非日常、非日常より日常」という想いが込められており、日常も非日常も、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案させてください。
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