地震や台風、豪雨など災害への不安を放っておくと、QOLが低下することがあります。災害時の食料や安全を確保することで、不安を和らげるのがおすすめです。頼れる防災グッズを準備すれば、心が安定してQOLも向上するはず。この記事では、デザインやコンセプト、原材料にこだわった防災グッズを紹介しますので、防災グッズ準備の参考にしてください。
目次
- 福島の”美味しい”をいつでも、どこでも 「ふくしまの常備食」
- 大切な人へ届ける、防災への第一歩。備蓄食カタログギフト「LIFEGIFT Food」
- モノトーンの消化器も。贈り物としての防災「LIFEGIFT」が非日常を日常にする
- 停電時でも十分なスマートフォンの充電を……。 「安否を知りたいし、伝えたい」、東日本大震災を経て気づいた優先順位
- 停電時に不安を抑えるポータブル電源 長期の停電時に子どもの気分を紛らわせるツールのありがたさ
- 猫に癒やされる防災グッズブランド「NYAN GA ICHI(にゃんがいち)」フェリシモから登場
- 北海道「羊蹄山」が描かれた非常食おやつ 「The POW BAR」は100%自然素材
- 備えて地域を応援 ふるさと納税に採用された非常食「くまもとの未来クッキー」
- ふだんを備える 無印良品の防災プロジェクト「いつものもしも」
- サステナブルな⾮⽇常時の備蓄フード「Urban Survival Canned Food」が誕生
- インテリアブランド発 “置いておきたい非常食”のエマージェンシーブレッド
- まとめ
福島の”美味しい”をいつでも、どこでも 「ふくしまの常備食」
東日本大震災の被災地の再建・復興を目指す「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」をご存知ですか?避難指示対象となった福島県被災12市町村の事業者を対象とし、全国各地の百貨店や駅ビルなどでイベントを開催したり、飲食店でのメニューフェアなどを実施。プロジェクトを通して、福島県の魅力を発信しています。
この記事で紹介するのは、プロジェクトの一環である「ふくしまの常備食」。福島県の事業者との共同で、地元食材を活かした常備食を開発しました。今回紹介するふくしま常備食は11種類。「川俣シャモのゴロっと煮込み」「凍み餅」など、東北らしいほっこりとする味わいを楽しめます。非常時の食事としての用途のほか、アウトドアや小腹が空いたときの間食としてもおすすめです。
再建・復興に向けて新しい価値づくりに取り組む福島県は、たくさんの魅力を持っています。福島県から刺激をもらいながら防災意識を高め、QOLを上げていきましょう。
大切な人へ届ける、防災への第一歩。備蓄食カタログギフト「LIFEGIFT Food」
大切な人へのギフト選びに迷ったら、備蓄食を贈るのはいかがでしょう?カタログギフト「LIFEGIFT Food」なら、もらった人が嬉しい気持ちになる備蓄食ギフトが揃います。
「LIFEGIFT Food」は、防災ベンチャー企業「KOKUA」によるサービス。災害ボランティア経験者が集まった同社ならではの視点で、喜ばれる備蓄食をカタログに選定しています。
アルファ米、サバ缶などの主食系の備蓄食から、ビスケットやドライフルーツなど間食にぴったりの備蓄食などをカタログに掲載。味のクオリティもさることながら、パッケージのデザインがとてもオシャレなのもうれしいポイントです。
大切な人にはいつも安全でいてほしいもの。備蓄食のギフトを通して、あなたにとって大切な人の防災意識が高まるかもしれません。もらった人も贈った人もQOLが上がるカタログギフトをぜひ利用してみてください。
モノトーンの消化器も。贈り物としての防災「LIFEGIFT」が非日常を日常にする
“いのちをまもるカタログギフト「LIFEGIFT」”は、防災グッズが揃うカタログギフト。従来までの防災のイメージを覆す、オシャレなデザインの防災グッズが魅力です。日常に馴染むこだわりのデザインで、入学祝いや結婚祝い、出産祝いなどさまざまなシーンのギフトとして活用できます。
明るいシルバーを基調とした「LIFEGIFT」は、2021年度のグッドデザイン賞を受賞。上品に施された銀色の箔からは、さりげない高級感が感じられます。
ギフトのラインナップは、シックなデザインの住宅用消火器、持ち運び可能の高性能浄水器、自動点灯する非常用ライト、コンパクトテントなど。さまざまな用途やライフスタイル、家族構成にも対応できる内容です。
オシャレで役立つ防災ギフトカタログを通して、大切な人のQOLを向上させてみてはいかがでしょう。
停電時でも十分なスマートフォンの充電を……。 「安否を知りたいし、伝えたい」、東日本大震災を経て気づいた優先順位
今や生活の必需品となったスマートフォンですが、災害発生時には充電が難しくなることがあります。地震や台風などによって停電が起こると、電気は自由に使えません。
災害時はスマホを使って情報収集や家族の安否確認をすることが多いですが、バッテリーはどんどん減っていきます。電気の確保は、防災では欠かせないポイントなのです。
この記事では、スマホの充電にも活用できるポータブル電源「エナーボックス」を紹介します。ポータブル電源はキャンプなどアウトドアで活用されることが多いですが、災害への備えとしても重要なアイテム。
東日本大震災をきっかけに防災意識が高まったという、料理人の守永江里さんもエナーボックス愛用者です。守永さんのお話しを通して、ポータブル電源で得られる安心やQOL向上へのメリットが感じられますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
停電時に不安を抑えるポータブル電源 長期の停電時に子どもの気分を紛らわせるツールのありがたさ
お子さんがいる家庭では、防災に子どもの視点や子どものQOL向上を取り入れるのも大切です。災害によって停電が発生したとき、小さな子どもの不安を和らげるにはどんな準備が必要なのでしょう。
この記事では、「キャンプのある暮らし」を提案するCAMMOC合同代表の三沢真実さんにインタビューを実施。子育て中の三沢さんは長期の停電を想定し、防災グッズとしてポータブル電源「エナーボックス1300」を自宅に導入したそう。ポータブル電源を準備することで、停電時でもお子さんがNintendo SwitchやYoutubeを楽しめる環境を整えました。
ポータブル電源は、大人の日常も支えてくれる便利なアイテム。電子レンジやドライヤーなどの電化製品の使用にも役立ちます。ポータブル電源の購入を検討している人は、参考にしてみてはいかがでしょう。
猫に癒やされる防災グッズブランド「NYAN GA ICHI(にゃんがいち)」フェリシモから登場
猫好きの人なら、防災グッズブランド「NYAN GA ICHI(にゃんがいち)」がおすすめ。オリジナル猫グッズを企画開発する「フェリシモ猫部 ™」から発売された、猫好きのための防災グッズです。
防災ヘルメットをかぶった猫をトレードマークに、ぬいぐるみブランケットや耐踏抜き性ルームシューズなどを展開。災害時は気持ちが落ち込みやすくなりますが、猫のイラストが辛いときの心の癒しになってくれます。利便性や安全性もしっかりと考慮されており、可愛いだけのグッズではありません。災害時だけでなく、普段使いのQOLを上げてくれる優秀アイテムを揃えられます。
販売価格の一部は動物の保護や災害時の動物保護活動など、動物のための活動に活用されます。防災の準備を整えつつ、猫や動物たちのための活動に貢献してみてはいかがでしょう。
北海道「羊蹄山」が描かれた非常食おやつ 「The POW BAR」は100%自然素材
災害時も食の安全性は守りたいものですよね。食事の質はQOLに大きく影響するからこそ、妥協はしたくありません。添加物フリー・人工調味料フリーのエナジーバー「POW BAR(パウバー)」は、食へのこだわりが詰まったアイテムです。
北海道ニセコで作られるPOW BARの原材料は、100%自然素材。白砂糖、添加物、動物性食品を使用していません。オーツ麦や大豆͡粉、ゲランドの塩を使用し、健康をサポート。ナッツやフルーツ、植物の種など高い栄養価の素材がぎっしりと詰まっています。
成長期の子どものお菓子にも、社会人の仕事中の間食としてもおすすめです。食べるたびに自然の恵みが体にしみわたり、QOL向上につながるでしょう。
備えて地域を応援 ふるさと納税に採用された非常食「くまもとの未来クッキー」
2016年、熊本県と大分県を大きな地震が襲いました。この熊本地震の経験を活かし、熊本製粉株式会社が開発したのが、非常食「くまもとの未来クッキー」です。熊本県産小麦「ミナミノカオリ」を使用し、ザクザク食感の食べ応えあるクッキーに仕上がりました。
洋菓子店監修のもと開発されたことから、味のクオリティの高さも評判です。親しみやすいバニラ味で、大人からも子どもからも愛されること間違いありません。非常食におやつを入れたい人は、「くまもとの未来クッキー」も検討してみてはいかがでしょう。
「くまもとの未来クッキー」は熊本県玉名市のふるさと納税返礼品に採用されているため、購入を通して熊本の地域振興に貢献できます。誰かを応援することで心が豊かになり、QOLも上がることでしょう。
ふだんを備える 無印良品の防災プロジェクト「いつものもしも」
暮らしのすべてが揃うとも言われている無印良品ですが、防災グッズも発売されています。無印良品が提案する防災は、「日々の暮らしの中に備えを組み込み「標準装備」すること」。そんな無印良品のコンセプトが込められた防災セットを紹介します。
防災セットのメリットといえば、防災グッズをひとつひとつ選ぶ手間が省けることですよね。今回紹介する無印良品の防災セットは、「いつものもしも 携帯セット」「いつものもしも 持ち出しセット」「いつものもしも 備えるセット」の3種類。絆創膏や除菌シートなど普段使いに便利なグッズも揃いますので、日常使いにもおすすめです。
防災セットの用意が当たり前になれば、もしものときに慌てなくて済みますよね。日常の中に防災を溶け込ませて、QOL維持を目指してくださいね。
サステナブルな⾮⽇常時の備蓄フード「Urban Survival Canned Food」が誕生
非常食や備蓄食料は味気ないと思っていませんか?サステナブル・ブランド「カンナチュール」と「ネクストミーツ株式会社」が共同開発した「URBAN SURVIVAL CANNED FOOD Special Set」は、満足度の高い非常食です。
カンナチュールは、化学調味料・保存料不使用の食品ブランド。ネクストミーツ株式会社は、大豆・植物性のタンパク質から代替肉を製造する会社です。今回のコラボレーションによって、体にやさしくて美味しい非常食が誕生しました。缶詰セットの内容は、「ネクストハラミのしぐれ煮」「ネクストチキンのトマトリゾット」の2種類です。
代替肉は、自然環境保護の観点から開発が進められています。自然環境保護に取り組むことでQOLが上がることもありますので、まだ代替肉を食べたことがない人は試してみてはいかがでしょう。
インテリアブランド発 “置いておきたい非常食”のエマージェンシーブレッド
非常食の中でもパンのバリエーションは豊かですが、インテリアブランド発の非常食用パン缶を発見。株式会社グローバルフォルムコンクリートは、「ライフスタイルの充実」をテーマとしてインテリア雑貨や食品など、さまざまなアイテムを取り扱うメーカー。同社が展開するブランド「MAM CAFE」から、デニッシュパンの非常食「エマージェンシーブレッド」が発売されました。
シンプルでオシャレなデザインの缶を開けると、カップケーキ状のデニッシュパンが2つ入っています。このエマージェンシーブレッドは、いつもの朝食にもぴったり。いい意味で予想を裏切る、しっとりとしたパンの食感がQOLを上げてくれそうです。記事では、3種類のフレーバーや美味しさをアップさせる食べ方も紹介。パン好きの人は是非チェックしてくださいね。
まとめ
いざというときに役立つ防災グッズを紹介しましたが、気になるグッズはありましたか?すでに防災の備えは万端という人もこれから準備するという人も、災害への備えは常に意識しておくのが安心です。防災グッズは新商品や改良品が日々リリースされていますので、こまめに情報をアップデートしていきましょう。
この記事を書いた人
- 「にちにち」には、「日常より非日常、非日常より日常」という想いが込められており、日常も非日常も、暮らしが豊かになるようなアイデアを提案させてください。
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