近年、地球規模で増加している大雨や強風等の激しい数時間の現象から数か月も続く干ばつ、極端な冷夏・暖冬といった異常気象。これらの原因は地球温暖化やエルニーニョ現象等の気候変動と考えられている。
ここ数年の台風を振り返ると、2018年9月4日に近畿地方を襲った台風21号では、関西国際空港にかかる連絡橋に巨大タンカー船が衝突するなどの甚大な被害を受けたほか、220万戸が停電。翌年の2019年9月9日に千葉県を直撃した台風15号では、ゴルフ練習場の鉄柱が民家に倒れるなど、93万戸の停電がありました。
暴風や大雨などの被害をもたらす台風で、実際の被害内容として最も多いとされるのが、「停電」です。ではこの停電によって、被る二次災害で困ることとは、一体何でしょうか。
この国で毎年、何回くらいの地震が発生しているのか。改めて考えてみると、実は分からない人が多いのではないだろうか。10回くらいだろうか……。そう思いながら直近20年のデータを見てみると、その多さに改めて驚く。(※この記事では、緊急地震速報の対象となる震度4以上の地震について扱います)
地震大国の日本では、地震そのものよりもスマホの緊急地震速報の音の方に驚くこともしばしば。震度が小さかったからこそ言える話ではあるが、そもそも緊急地震速報はどんな条件で発表されるのだろうか。(※この記事では、緊急地震速報の対象となる震度4以上の地震について扱います)
日本は災害が多い。それは周知の事実だ。日本の位置、地形、地質、気象等の自然的条件が影響し様々な災害が訪れる。台風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、高波、竜巻、暴風、がけ崩れ、土石流、地すべり、地震、津波、火山噴火……、数え上げるとキリがない。静岡県熱海市の土石流災害は大きな被害となったのは記憶に新しいところ。最近では、阿蘇山の噴火も気になる。こういった状況から、災害についての認識を深め、また、備えを充実強化させることで、災害の未然防止・被害軽減を目指すため、「防災の日」(9月1日)及び「防災週間」(8月30日から9月5日まで)が設けられている。
「キャンプのある暮らし」をテーマに、キャンプの魅力や自然に寄り添う暮らしを提案するCAMMOC合同代表の三沢真実さんは、一児の母として震災など、自然災害に備える一人。今回は、そういった準備を怠らない三沢さんの災害への向き合い方を聞いた。